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脱力で生きていくためのブログ

プログラマーの雑記になります。書評多し。技術少なし。

ファンは優勝が無くなっても、応援し続けるものである。とアーセナルファンが思う。

私はゴリゴリのアーセナルファンである。

つまり、グーナーです。

アーセナルのプレミアリーグの試合は、平日・休日問わず、全てリアルタイムで見るぐらい筋金入りです。

チャンピオンズリーグもみたいのですが、テレビが家になく、スカパーが放映権を持っているため、見ていないです。。。

来シーズンは、時代遅れになりつつあるテレビ優遇の会社が放映権を取らないことを祈っています。

(完全に愚痴です。)

まぁ、グーナーからするとCLもプレミアリーグも優勝が無くなりかけているので、どうでもいいですが。。。

 

「今年こそは優勝」は思い、シーズンがスタートしましたが、結局はいつも通りになりそうです。

そして、CLとプレミアリーグのどちらの優勝が難しくなった今、例年通りアーセン・ベンゲルの退任論が強くなってきました。

プレミアリーグの観客席を見ていると、以下の言葉をよく見かけます。

 

Enough Is Enough.

~もうたくさんだ~

 

主にアーセン・ベンゲルに向けた言葉だと思いますが、少し悲しい気になります。

特に試合中に掲げられたメッセージを見ると。

優勝が無くなっても、私は応援し続けます。

勝てば美味しい酒が飲めるし、負ければ苦いお酒になります。

ファンとはそういうもだと思います。

 

万が一、アーセン・ベンゲルが今シーズンで勇退したとしても、彼が成し遂げたことがマイナスになるわけではないです。

アーセン・ベンゲルが無敗優勝を成し遂げたことだけではなく、世界中にアーセナルファンを作り、長期的な財政が確保したという点は非常に評価されるべきです。

そして、もしベンゲルが勇退になったとしても、本当のグーナーはそのままガナーズを応援し続けるでしょう。

 

最近、アーセナルファンの愚痴が目につくので、アーセナルへの愛を語ってみました。

 

 

インヴィンシブル―アーセナルの奇跡

インヴィンシブル―アーセナルの奇跡

  • 作者: エイミー・ロレンス,アーセン・ヴェンゲル(序文),東本貢司,菅しおり
  • 出版社/メーカー: 三賢社
  • 発売日: 2017/02/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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アーセン・ヴェンゲル  ―アーセナルの真実―

アーセン・ヴェンゲル ―アーセナルの真実―

 

 

以上

書評:やってはいけないデザイン(平本久美子)

Book review

やってはいけないデザインを教えてくれる本です。

「やってはいけないデザイン」の構成は、やってはいけないデザインの見本?を取り上げ、それを良いデザインにする方法を教えてくれるという流れになっています。

 

多くのデザインに関する本は、まずデザインの理論を取り上げて、だから、こうすれば良いデザインができますという理論→実践という作りになっています。

しかし、「やってはいけないデザイン」の場合、実践的なデザインの方法がまず最初にきて、その後理論が記載されているという実践→理論という作りになっています。

実践→理論という流れは、感情から入って理論がついてくるという人間の感覚に似ているので、非常に理解しやすいです。

そのため、まずはやってはいけないデザインを感覚で理解することができます。

正直言って、デザイナーでもない人がデザインの理論みたいなものを覚える必要はないです。

デザイナーではない人の場合、デザインしているものがやってはいけないデザインだなと思ったら、どこを直せばいいか、この本を見れば良いと思います。

それで十分です。

そういった意味では、「やってはいけないデザイン」、デザインが苦手である人が読んでこそ価値があるでしょう。

ただ、デザインを苦手としている人の場合、「やってはいけないデザイン」で取り上げられている悪い事例が自分でしたデザインと似ていて、自己嫌悪におちいる可能性はありますが。

ちなみに、私もこういう悪いデザインしてしまうなと思ったものが、何箇所かありました。

 

「やってはいけないデザイン」で取り上げられているものは、余白の取り方や色の使い方まで幅広く載っています。

1つのデザインに特化しているわけではないので、どんな人が読んでも参考になります。

内容も読みやすくなっているので、デザイナーとかではなく、一般の人が使用するデザインを学ぶことができます。

 

さきほども書きましたが、「やってはいけないデザイン」はデザインを苦手としている方が読んでこそ価値があると思います。

デザインが苦手だと感じている人は(私もそうですが)、パワーポイントや書類を作ってみたけど、どことなくデザインが悪いなと感じることはよくあると思います。

そういうときに、「やってはいけないデザイン」を知っておくと、そのどことなく悪い感じを取り除くことができるでしょう。

ぜひ、デザインを苦手としている方は、「やってはいけないデザイン」を手にとってみてはいかがでしょうか?

 

やってはいけないデザイン

やってはいけないデザイン

 

 

以上

感想:沈黙 -サイレンス-(監督:マーティン・スコセッシ、原作:遠藤周作)

Movie

あまり注目されていませんでしたが、沈黙 -サイレンス-がついに公開になったので、見に行ってきました。

原作は、遠藤周作の「沈黙」になります。

沈黙は、江戸時代の禁教令に対して抗ったキリスト教信者について描いた作品です。

この作品は、不朽のキリスト教文学と言われており、日本文学においても高い地位を誇っています。

沈黙は文学として素晴らしい評価を得ていますが、その問題点を挙げるとすれば、小説というフィクションで書かれたにもかかわらず、史実のように記されていることです。

 

もちろん、「沈黙」をどう捉えるかというのは読み手によって違うと思います。

それでも、沈黙という小説は宗教と社会の関わりという問題をあぶり出す素晴らしい作品の1つです。

 

そんな沈黙は、マーティン・スコセッシの手によってようやく映像化されました。

マーティン・スコセッシが監督を務めると決まってから、約10年の歳月が経っています。

ヴィム・ベンダースの「イン・ザ・ミソスープ(村上龍)」みたいになるのではないかとひやひやしておりました。

 

「沈黙 -サイレンス-」の評判もよく、マーティン・スコセッシ監督作品のなかでベストのものになるのではないかという声も聞こえてきます。

ちなみに私は、マーティン・スコセッシの最高傑作は?と聞かれれば、「タクシードライバー」と答えます。

沈黙を見た後でもその評価は変わらなかったです。。。

 

それでも、沈黙という映画は素晴らしかったです。

2時間40分という大作にもかかわらず、映像に釘付けになりました。

時間の流れの強弱の付け方が非常にうまく、見ている側を飽きさせませんし、その時間の流れによって、映画に出てくる人々と時間を共有しているような感じになります。

2時間40分を見入るように見てしまいます。

 

「沈黙 -サイレンス-」は重い雰囲気の作品になっています。

バイオレンスな映像もあります。

バイオレンスに関して言えば、PG12指定になっていましたが、個人的にはR15指定でも良かったのでは?と思うぐらいハードなシーンがあります。

 

2017年2月現在、芸能ニュースでは宗教問題が取り上げられていますが、社会と宗教の問題を考えるなら、沈黙をまずは見るべきでしょう。

いろいろと考えさせられます。

 

沈黙 (新潮文庫)

沈黙 (新潮文庫)

 

 

以上

 

 

書評: 世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティア(入山章栄)

Book review Movie

 経営者について語った本は多く出版されていますが、経営学者について語った本はあまり出版されていません。

その数少ない経営学者に語った本の1つが、「世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティア」になります。

 

この本の良いところは、科学的な事実と私見をしっかり区別してしるところです。

経営者の本を読むと、自分自身の経験を科学的な事実かのように語っているものが多いです。

しかし、多くの場合、結果が偶然そうなっただけで、それまでの過程はあまり関係ないようなことが多いです。

しかし、その過程をとらえてしまって、こうしたら成功するみたいな本が多くなってしまっています。

確かに、企業によってはその過程があったからこそ、成功したという事実はあるかもしれません。

実際には、多くの場合、何の証拠もないことが多いです。

 

しかし、この本では統計的な事実をふまえて、因果関係を示そうとしています。

世界の経営学者が、どのような視点で世界の企業を見ているかが分かります。

もちろん、統計学の結果がすべてではないです。

この本でも触れているように、人間社会、企業社会というのは、複雑系の世界なので、どうしても統計では計り知れないものが存在します。

特に、IT企業であるGoogleやAmazonといった企業は、統計をとると外れ値になることが多いみたいです。

(データをとると異常な値になってしまって、統計的に測れない値を外れ値といいます。)

しかし、そういった計り知れないものがあるにもかかわらず、統計的な結果は企業経営の実情を示します。

 

そして、こういった経営学者が研究した内容を参考にすることで、企業の判断や内部事情が見えてきます。

この本は2012年に出版された本ですが、なぜ東芝のWHの買収金額があのような額になったのかを教えてくれます。

あの時、東芝は約50億ドルで買収しましたが、買収を検討していた三菱重工は約20億ドルだったそうです。

なぜ、そのような開きがあったのかは直接的には解説されていないですが、なぜそうなったのかのヒントを教えてくれます。

 

「世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティア」は経学の最新の知見を教えてくれ(2012年発売なので、少し古くなっているかもしれませんが)、会社の判断をするうえで考慮すべき点が分かります。

特に経営者の方には、つまらない自己啓発本を読む前に、こういった科学的な本をよんでもらいたいです。

そうすると、東芝の失敗は無かったかもしれません。

 

世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティア

世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティア

 

 

以上

書評: ジェフ・ベゾス 果てなき野望(ブラッド・ストーン)

Book review Movie

本の通販サイトから始まり、Prime NowやAmazon Goといった時代の先を行くサービスを手掛けるAmazon。

GoogleやAppleといった時代の覇者と肩を並べ、常に新しいことを手掛けるAmazon。

Amazonは多くの人の生活に入り込んでおり、無くてはならない存在になっています。

おそらく、今後も私たちの生活にAmazonは根付きつづけるでしょう。

そして、その根付き方はより一層深くなることでしょう。

 

しかし、Amazonは生活に入り込んでいるにもかかわらず、Amazonのことについて詳しく知らないのが実情です。

実際にGoogleやAppleについて書かれた本は多いですが、Amazonについて書かれた本はほとんどないです。

その数少ないAmazonについて書かれた本の1つが、「ジェフ・ベゾス 果てなき野望」になります。

 

 この本の題名にはジェフ・ベゾスの名前が入っていますが、 ジェフ・ベゾスについて書いた本というより、Amazonについて書かれた本です。

もちろん、Amazonを語る上ではジェフ・ベゾスについて語らないといけないので、必然的にジェフ・ベゾスについての記述が多くなるのでしょうがないとは思いますが。。

 

「ジェフ・ベゾス 果てなき野望」を読んで、Amazonについて分かったことの1つは、

Amazonという企業は、仕事大好きなジェフ・ベゾスのカリスマ性で誕生したということです。

ジェフ・ベゾスの高い理想があったからこそ、Amazonは誕生したのだと思います。

この本を読む限り、ジェフ・ベゾスは妥協しません。

一度決めたゴールがあるとしたら、それ以外は許可しません。

もちろん、それは消費者が便利になるようにという理念が存在します。

ものごとに妥協しないという点では、ジェフ・ベゾスがAppleの元CEOジョブスに似ているかもしれません。

ジョブズが自社製品のデザインに妥協しなかったことは有名です。

 

ジェフ・ベゾスは現役バリバリです。

おそらく、今後もジェフ・ベゾスは妥協することはないと思います。

Amazon Goなんていうのは、消費者の手間を省いてくれるAmazonらしい、ジェフ・ベゾスらしい取り組みだと思います。

そして、小売業の覇者であるウォールマートに挑戦しようという意図がビシビシ感じれます。

ウォールマートとAmazonの戦いは、この本に詳しく載っています。

Amazonは、小売業でトップにたてるのか?

この本を読めば、Amazonが何を目指しているのかが分かります。

今後も成長続けるAmazonについて詳しく知りたという方は、ぜひ「ジェフ・ベゾス 果てなき野望」を読んでみてはどうでしょうか? 

 

ジェフ・ベゾス 果てなき野望

ジェフ・ベゾス 果てなき野望

 

 

以上