脱力で生きていくためのブログ

プログラマーの雑記になります。書評多し。技術少なし。

書評: なぜ繁栄している商店街は1%しかないのか(辻井啓作)

シャッター商店街を見ると、「なんで今も残っているのだろう?」と思ってしまいます。

さらに、そういった商店街がイベントを開催していると、税金が投入されてることが用意に予想できるので、無駄遣いだなと考えてしまいます。

まさに、私の地元にそのような商店街があります。

シャッター商店街、人が集まらないイベント。

 

商店街をかかえる町の多くはそうだと思いますが、町の人たちは、商店街で物を買わず、車でショッピングモールに出かけ買い物をしているのが現状です。

さらに悪いことに、若い人たちは都会に出ていき、商店街で買い物をする人たちが減少し、はたまた管理する人たちでさえも減少していってます。

そういった現状を見ていると、シャッター商店街がイベントを開催していると「頑張っているな」とは思えず、延命処置にしか思えないです。

シャッター商店街を見ていて、そう考える人は私だけではないはずです。

 

もちろん、町を挙げて盛り上がっている商店街も存在します。

シャッター商店街と盛り上がっている商店街の違いはどこにあるのでしょうか?

 

1つには、地の利があります。

都会の商店街の周りには、人がいっぱい住んでいるので、その商店街で買い物をする人が増えます。

その結果、商店街はある一定の利益を上げ続けることができ、店を閉じることが少なくなります。

しかし、実際には地の利だけでは語れないものが存在します。

 

そういった疑問に、 「なぜ繁栄している商店街は1%しかないのか」は答えてくれます。

著者である辻井啓作さんは、広島県呉市の中心商店街活性化に携わられており、その取組により、その商店街は経済産業省中小企業庁の「頑張る商店街77選」に選ばれております。

いわゆる商店街活性化のプロです。

 

「なぜ繁栄している商店街は1%しかないのか」を読むと商店街がかかえる問題がよく分かります。

商店街活性の費用として税金が投入されており、役所の意向が反映されがちであること。

商店街活性イベントが的はずれになりがちなこと。

 

「なぜ繁栄している商店街は1%しかないのか」を読んでいて、1番納得した言葉があります。

その町のひとが来たいと思わない、商店街には他の町のひとは来ない。

(うろおぼえです。)

確かにそうです。

シャッター商店街に、町のひとが戻ってくることを一番に考える必要があります。

そういったことを考えながら、商店街活性化に取り組んでいる商店街はどれぐらいあるでしょうか?

 

これからも商店街は淘汰されていくでしょう。

そのことが良いか悪いかは別にして、繁栄している商店街とシャッター商店街を比べることは、人の購買行動を考える上で必要なことです。

 

なぜ繁栄している商店街は1%しかないのか

なぜ繁栄している商店街は1%しかないのか

 

 

以上

書評:お父さんが教える 13歳からの金融入門(デヴィッド・ビアンキ、関美和)

「お父さんが教える 13歳からの金融入門」は、金融の入門書として素晴らしく分かりやすく、読みやすかったです。

金融のことが13歳の青年にも伝わるように書いてあるので、金融のことを今まで学んでこなかった人でも十分理解できると思います。

反対に、金融のことを一通り学んだという方には、少し物足りない内容かもしれません。

 

この本に書いてある内容は、金融についてです。

つまり、お金についてです。

そのお金が大切であるということは、男女問わず13歳になったなら、なんとなく理解していると思います。

しかし、13歳になったとしても、お金について学校の授業や親から学ぶことはほとんどないでしょう。

大人たちが、必死になってお金を稼いでいるにもかかわらずです。

 

それもそのはずです。

お金を必死になって稼いでいる大人たちでさえ、お金について詳しくしらないのが実情だからです。

でも、必死になって稼いだお金だからこそ、大切に使い、大切に貯蓄し、大切に投資すべきです。

お金を大切に扱うべきだからこそ、そのシステムを知るべきです。

そう、金融を知るべきなのです。

金融を知るうえで、「お父さんが教える 13歳からの金融入門」は最適な入門書です。

 

「お父さんが教える 13歳からの金融入門」を13歳の頃に読んでいたなら、間違いなくお金についての価値感は変わっていたでしょう。

まず間違いなく、お金の取り扱い方はうまくなっていたと思います。

使うのか、貯めるのか、投資するのか、その意味を考えながら、お金を使うようになっていたでしょう。

 

そういった意味では、「お父さんが教える 13歳からの金融入門」を多くの人が読んでいたなら、サブプライム問題は起きなかったかもしれません。

この本に書いてある格言の1つに 「身の丈にあったお金の使い方」をしようというのがあります。

サブプライム問題は、身の丈に合ったお金の使い方しなかったからこそ、生じた問題でした。

そういった問題を踏まえながら、「お父さんが教える 13歳からの金融入門」はお金について教えてくれます。

 

「お父さんが教える 13歳からの金融入門」には、13歳という年齢がでていますが、社会人が読んでも面白い内容になっています。

むしろ、社会人は必死になってお金を稼いでいるからこそ、お金について学ぶためにこの本を読むべきです。

 

お父さんが教える 13歳からの金融入門

お父さんが教える 13歳からの金融入門

 

 

以上

「アドルフ・ヴェルフリ 二萬五千頁の王国」展に行ってきた。

兵庫県立美術館で行われていた「アドルフ・ヴェルフリ 二萬五千頁の王国」展に行ってきました。

会期は2017年1月11日[水]〜2月26日[日]だったので、このブログを書いているときにはすでに終了しています。

ちなみに、行ってきたのは2月25[土]という終了間際です。

 

この展覧会で取り上げられているアドルフ・ヴェルフリは、アール・ブリュットの画家として世界的に有名です。

ちなみに、兵庫県立美術館は、2012年にも【解剖と変容:プルニー&ゼマーンコヴァー チェコ、アール・ブリュットの巨匠】展というアール・ブリュットについて取り上げた展覧会を開いてます。

もしかすると、兵庫県立美術館の学芸員の中にアール・ブリュットについて詳しい方がおられるかもしれませんね。(館長として有名である蓑豊さんの力かもしれませんが。)

 

私自身、アール・ブリュットについてあまり詳しくありませんが、【解剖と変容:プルニー&ゼマーンコヴァー チェコ、アール・ブリュットの巨匠】展に行き、あの狂気じみた絵画達に心を震わせ、アール・ブリュットの虜になった人間の1人です。

その結果、アール・ブリュット作品を紹介されているみずのき美術館などにも足繁く通うようになりました。

 

私をアール・ブリュットの虜にした展覧会を開いた兵庫県立美術館が、「アドルフ・ヴェルフリ 二萬五千頁の王国」というアール・ブリュットの展覧会を開催することになり、心踊るばかりでした。

そして、実際の展覧会も非常に満足できるものでした。

 

簡単にアドルフ・ヴェルフリについて説明しておきます。

アドルフ・ヴェルフリは、犯罪を犯し、精神科病院に入院することになります。

彼は、その閉じられた世界の中で、絵画を書き続けます。

また、彼は画家だけではなく、作曲や作家として、その閉じられた世界で暮らしつづけます。

絵画や音楽といった分野を横断するアドルフ・ヴェルフリは、アール・ブリュットの先駆者としても有名であり、アール・ブリュットの「王」とも言われます。

 

アドルフ・ヴェルフリ展では、彼が描いた作品の変遷を見ることができました。

また、絵画だけではなく、彼が作った音楽を聞くこともできました。

鉛筆で描かれている彼の作品は正直言って緻密ではありません、しかし、鉛筆の濃淡から滲み出てくる絵画に対する思いを感じることができます。

アール・ブリュットの「王」に相応しい作品の数々でした。

 

ちなみに、アドルフ・ヴェルフリの使った音楽の音源は、以下のサイトで聞けます。

www.artm.pref.hyogo.jp

 

以下、展覧会の図録。

アドルフ・ヴェルフリ:二萬五千頁の王国

アドルフ・ヴェルフリ:二萬五千頁の王国

 

 

以上

書評:アマゾンと物流大戦争(角井亮一)

 流通業界ではAmazonとの契約が問題になっています。

Amazonの配達が増えたために、労働者の仕事量が増え、労働環境が悪化していると。

この労働環境の悪化は、断じてAmazonのせいではないです。

Amazonが悪魔のように報道しているニュースが多いですが、そういった記事を書く記者の真意が分からないです。

 

Amazonの配達が増えた理由は、インターネットが発達して、消費者がAmazonというインターネット通販で買うことを求めたためです。

インターネット通販の需要が増えて、Amazonの需要が増えたためです。

特にAmazonの需要は増えていると思いますが。

 

「アマゾンと物流大戦争」では、その辺りのことが詳しく書かれています。

Amazonは赤字を垂れ流しながら、物流について研究してきました。

アマゾンは物流企業です。

最終的には、アマゾンは物流業に乗り込んでくるでしょう。

Amazon Primeなんかは配達まで、Amazonが行っています。

 

そして、アマゾンは物流業界と戦争しているだけではないです。

楽天というインターネット通販会社とも戦争していますが、今後間違いなく、小売業とも戦争することになるでしょう。

 

そのため、「アマゾンと物流大戦争」はぜひ小売業の方々に読んでもらい本です。

Amazonは、単なるインターネット通販会社ではないです。

店員がいないAmazon Goなんかを見ていると、Amazonは確実に小売業に進出し、全ての小売業を巻き込むことになるでしょう。

そして、消費者の多くはインターネット通販を利用することを選ぶようになります。

もちろん、リアルな店舗が無くなることはないです。

Amazon Goはリアルな店舗ですしね。

 

しかし、消費者は、安くて、持ち帰らなくてよく、在庫も分かるインターネット通販をリアルな店舗より選ぶことになります。

そして、その選ばれる最右翼はAmazonです。

そのAmazonを知ることは絶対に必要なことでしょう。

 

アマゾンについて詳しく知りたい方は、ジェフ・ベゾス 果てなき野望の本も読まれると良いでしょう。

今までのAmazonとこれからのAmazonがどのようになっていくのかが理解できます。

 

 

アマゾンと物流大戦争 (NHK出版新書 495)

アマゾンと物流大戦争 (NHK出版新書 495)

 

 

以上

ファンは優勝が無くなっても、応援し続けるものである。とアーセナルファンが思う。

私はゴリゴリのアーセナルファンである。

つまり、グーナーです。

アーセナルのプレミアリーグの試合は、平日・休日問わず、全てリアルタイムで見るぐらい筋金入りです。

チャンピオンズリーグもみたいのですが、テレビが家になく、スカパーが放映権を持っているため、見ていないです。。。

来シーズンは、時代遅れになりつつあるテレビ優遇の会社が放映権を取らないことを祈っています。

(完全に愚痴です。)

まぁ、グーナーからするとCLもプレミアリーグも優勝が無くなりかけているので、どうでもいいですが。。。

 

「今年こそは優勝」は思い、シーズンがスタートしましたが、結局はいつも通りになりそうです。

そして、CLとプレミアリーグのどちらの優勝が難しくなった今、例年通りアーセン・ベンゲルの退任論が強くなってきました。

プレミアリーグの観客席を見ていると、以下の言葉をよく見かけます。

 

Enough Is Enough.

~もうたくさんだ~

 

主にアーセン・ベンゲルに向けた言葉だと思いますが、少し悲しい気になります。

特に試合中に掲げられたメッセージを見ると。

優勝が無くなっても、私は応援し続けます。

勝てば美味しい酒が飲めるし、負ければ苦いお酒になります。

ファンとはそういうもだと思います。

 

万が一、アーセン・ベンゲルが今シーズンで勇退したとしても、彼が成し遂げたことがマイナスになるわけではないです。

アーセン・ベンゲルが無敗優勝を成し遂げたことだけではなく、世界中にアーセナルファンを作り、長期的な財政が確保したという点は非常に評価されるべきです。

そして、もしベンゲルが勇退になったとしても、本当のグーナーはそのままガナーズを応援し続けるでしょう。

 

最近、アーセナルファンの愚痴が目につくので、アーセナルへの愛を語ってみました。

 

 

インヴィンシブル―アーセナルの奇跡

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  • 作者: エイミー・ロレンス,アーセン・ヴェンゲル(序文),東本貢司,菅しおり
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アーセン・ヴェンゲル  ―アーセナルの真実―

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以上