日本酒を飲みながら、自由を探すプログラマー

プログラマーの雑記になります。書評多し。技術少なし。

Fintechについて考える。

ITと金融を融合させたFintechが本や雑誌を賑わかせている。

FinTech入門

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FinTech革命?テクノロジーが溶かす金融の常識?(日経BP Next ICT選書)

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そして、IT業界に属する会社も金融業界に属する会社も他社に負けじと今持っている技術を活かして参入しようとしているみたいだ。

ここからはIT業界で働く人間の個人的意見であるが、金融系をお客様とする多くの会社や部署ではFintechに参入していくのは不可能だと思う。

大体、最新技術に携わっている人と既存の仕事しかやって来なかった人の発想が違いすぎる。

バグに対する考え方1つとっても、顕著である。


既存の仕事をやってきた人
⇒バグがないようにしっかり仕事をすることが美学である。

最新技術に携わってきた人
⇒バグなんかあって当たり前。バグは見つけたら直せば良い。バグとの共存こそが美学。


多くの場合、Fintechに参入しようとする技術者は前者の既存の仕事をやってきたタイプの人間であると思う。

このタイプの人達は仕事が習慣づきすぎている。
その習慣の多くは、なかなか取ることができない。

石の上にも3年という言葉があるが、石の上に3年もいたらそれが習慣づいてしまい、なかなか次に行けなくなる。
で、仕事が習慣付いてしまったら、最後。次に行けない。
というか、ずっと成長せずにそこに居続けることで楽をしようとする。

そんな人たちにFintech(最新技術)をやれと言っても無理。


それに、Fintech(最新技術)を扱う上で大事なスピード感もない。
そもそも同じことしかやってこなかったから、スピード感の基準も知らない。

もちろん、そういったタイプの人たちの中にも優秀な人もいるが、優秀な人間ほど既存の仕事から抜け出せなくなり、
新しいことにアサインされない。(上司が手元に置いておきたがる。)

じゃあ、後者の人たちはどういった人かというと、仕事の色に染まっていない若手かベンチャー会社の社員。

日本のIT企業はFintechで世界に負けたら、なし崩し的になるだろう。

そうならないためにも、スピード感を大切にする若手社員が活躍できる企業か既存の考えにとらわれないベンチャー企業が、
前者の考え方を推奨する会社に潰されないようにする必要がある。

前者の考え方をする方々が絶対悪というわけではないが、仕事の価値観は時代によって変わるものである。

IT業界や金融業界には既存の考え方を活かしつつも、新たな価値を取り込む努力を期待する。


以上