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脱力で生きていくためのブログ

プログラマーの雑記になります。書評多し。技術少なし。

杉本博司”趣味と芸術-味占郷”に行ってきた。

Art

細見美術館で開催されている杉本博司 趣味と芸術―味占郷 | 京都 細見美術館に行ってきました。

 

杉本博司は、世界的に評価されている現代美術家です。代表作として、【ジオラマ】、【劇場】、【海景】といったシリーズものの写真が有名です。

 

また、現代美術家でありながら日本の古美術にも造詣が深く、茶室なども手掛けられています。

 

今回の展覧会は、杉本博司の作品を展示するというより、杉本博司が古今東西の作品をディレクターとして展示しています。もちろん、杉本博司自身の作品も何点かあります。

以下、展覧会の公式ホームページからの引用です。

本展「趣味と芸術」では、平安時代から江戸時代の作品を中心に、西洋伝来の作品、昭和の珍品を含む杉本コレクションで27の床※ のしつらえを作りあげています。これは『婦人画報』で連載された「謎の割烹 味占郷」の中で、杉本が各界の著名人をもてなすために、毎回そのゲストにふさわしい掛軸と置物を選んで構成した床飾りを再現したものです。同時に、「趣味」として収集した古今の名品・珍品を組み合わることで、新たな「芸術」をも生み出そうとしています。現代美術の枠を超え、活動を続ける現在の杉本をご覧いただき、この作家の魅力と奥行を十分に味わっていただければと思います。 

杉本博司 趣味と芸術―味占郷 | 京都 細見美術館

 

杉本博司が各界の著名人をもてなした際の飾りが展示されており、各展示室にはもてなした際の、所感と料理の説明が記載されたボードがあります。

ちなみに、そのボードの内容は以下の本に記載されているので、しっかり読まなくても本を買ってしまえばいつでも目を通すことができます。

 個人的には、その本をまず買って、読みながら展示を観覧するのがオススメです。

趣味と芸術    謎の割烹 味占郷

趣味と芸術 謎の割烹 味占郷

 

 

この展覧会は、古美術、現代芸術といった幅広い芸術に触れることができ、さらにはレンブラントの作品が唐突に出てきたりと、美術好きには堪らない構成になっています。

 

それぞれの展示物は杉本博司の手によって組み合わせられ、時代性や地域性を感じさせない調和をとっています。

個人的に好きだったのは、須田悦弘の彫刻を組み合わせた作品でした。

 

杉本博司の作品を見るためにこの展覧会に行く方は、多少幻滅するかもしれませんが、今回の展示物からは、杉本博司の芸術家として一面だけではなく、ディレクターとしての才能を感じることができます。

 

 

以上