日本酒を飲みながら、自由を探すプログラマー

プログラマーの雑記になります。書評多し。技術少なし。

仕事上のミスは不可避。というか個人の問題ではなく、システム的な問題。

最速の仕事術はプログラマーが知っている】によると、ミスには2種類あるという。

それは、戦略的なミスと戦術的なミスである。 

最速の仕事術はプログラマーが知っている

最速の仕事術はプログラマーが知っている

 

 

以下、引用である。

 戦術的なミスとは、要するに「小さいミス」であり、ミスタイプやうっかりミスなどのケアレスミスを指す。実はこういうミスを犯す人は、偉い人に多い。

 上司の叱責の大半は、この戦術的なミスの指摘である。

 しかし戦術的なミスは、いくら叱責しても決してなくすことはできない。それは人間の特性によるものなのだ。

 しかし問題は戦略的なミスである。

戦略的なミスとは、例えば「そもそもこの仕事はするべきじゃなかった」とか、「仕事の進め方そのものに無理があった」とか、そういう大局的な判断に立った場合の、ミスである。 

 

多くの若手社員は、戦術的なミスをしてしまい、上司に叱責を受けているだろう。

もしかしたら、犯した戦術的なミスに対して何度も「なぜなぜ分析」をさせられている人もいるかもしれない。はたまた、叱責されすぎて病んでしまった人もいるかもしれない。 

 

最速の仕事術はプログラマーが知っている】に記載があるように、私も戦術的なミスはさほど気にすることはないと思う。

 

特にパソコンを通しての事務作業においては、戦術的なミスはとるにたらないと考えている。

事務手間やミスをなくす目的で、システムを導入しているのに関わらず、ミスを誘発させるかのようなデザインをしているものが多すぎるからである。

 

 

例えば、以下のようなものである。

 

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多くの人が保存しようとして、誤送信してしまったことがあるだろう。

そして、多くの場合、それはシステム的な問題である。

 

①と②は某フリーメールの送信画面であるが、①は明らかにミスを誘発させようとしている。

なぜ、送信ボタンと保存ボタンがあるのだろうか。これでは押し間違えることが往々にして起こりうる。

②のようなデザインだと、保存しようとして送信ボタンを押し間違えることなんて、まず起こりえないだろう。

 

そう、人が犯した戦術的なミスはデザイン性の問題であり、その人のせいではないのだ。そして、上司から叱責を受けるようなことではない。

そして、そのような戦術的なミスで会社が不利益を被ることはほとんどない。

 

特に無意味だと感じることは、システム会社で働いている人が戦術的なミスに神経を尖らせ、人の目でミスを抑えようとしていることである。

 

そんなことをしている暇があったら、使いやすいシステムを考え、構築してる方が意味がある。

 

人を叱責して、神経を尖らせて小さいミスをしないように作業をする。

これこそが戦略的なミスである。

 

上記のような作業スタイルは、時間の無駄である。

叱責された側のモチベーションは下がるし、ミスの根本的な解決になっていない。

小さなミスをしないように、時間をかけて作業をしても、根本的なミスをしている場合に気づくのが遅くなってしまう。

 

それなら、小さなミスを無視して、早く作業をした方がいい。

そのようなスタイルをとる方が、戻り作業が少なり、効率的である。

 

とういうことで、多くの人が上司に叱責されているタイピングミスやケアレスミスのような戦術的なミスは気にすることはない

そして、もし戦術的なミスをした場合はシステムデザインの問題を指摘し、個人の能力ではどうしようもないことを指摘しよう。

 

以上