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プログラマーの雑記になります。書評多し。技術少なし。

書評:戦争と革命の世界史

 

戦争と革命の世界史 (だいわ文庫 H 320-1)

戦争と革命の世界史 (だいわ文庫 H 320-1)

 

 

まず読んでくださっている皆さんに伝えることがあります。

私は歴史にまったく興味がない。

義務教育から高校、大学に至るまで、社会科や歴史というものにまったく興味が持てなかった。

あれを勉強して社会の何の役に立つのか分からなかったし、なぜ受験生は歴史の年号や人物の名前を覚えて得意気になっているのか分からなかった。(歴史の年号や人物の名前なんてものは、インターネットで調べればいいと思っている)

もちろん、趣味レベルで覚えるなら良いと思うが、勉学として覚えるのはどうなのかとずっと思っていた。

 

それでも、歴史の会話になると話の流れに付いて行けなくなり、歴史を勉強しとけば良かったなって思うことが多々あった。

 

そういことで、なんとなく本屋さんで目に付いた「戦争と革命の世界史」を読んでみた。

 

ここから感想になるのだが、「戦争と革命の世界史」を読んで、何となくだが、社会科や歴史を学ぶ意味が少し分かった気がする。

 

「戦争と革命の世界史」では、歴史の授業みたいに古い年代から新しい年代へと学んでいくのではなく、新しい時代から古い時代へと出来事の因果関係を順を追って、説明してくれている。(著書の偏見があるところもあるが。。)

 

その中で、現代に至るまでの世界の人々が他国や多民族に抱いている感情がどのような変遷を辿ってきたかを理解することができる。

 

歴史を学び、相手のバックグラウンドを知ることで、アラブ人がアメリカ人に対してどのような感情を持っているかなどを理解し、そして、そういった憎しみから戦争と革命が繰り返し行われている理由を知ることができた。

 

もちろん、暴力やテロは絶対悪であり、無くさないといけないものではあるが、そういった狂気に走った人達の感情を歴史を学ぶことによって理解し、今後そのような人間を世に出さないことが、現代に生きる我々がすべきことではないだろうか。

 

最後になってしまったが、バングラデシュで起きた人質事件でなくられた方々のご冥福を祈るとともに、ニュースで報道されないような世界中で絶えず起こっている紛争やテロに巻き込まれ死亡された方々についてもご冥福をお祈り申し上げます。