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脱力で生きていくためのブログ

プログラマーの雑記になります。書評多し。技術少なし。

遺伝子組み換えなんて古い!?DNAは切らずに編集できる。

Nature&Biology

最近知ったのだが、遺伝子組み換えなんてすでに時代遅れみたい。

 

一般的な遺伝子組み換えとは、ある特定の遺伝子をその遺伝子を持っていない生物に組み込むことである。他の生物に感染して、自らの遺伝子を他の生物の遺伝子の中に組み込むことができるという特徴を持つ細菌を使用して、ある特定の遺伝子を他の生物に組み込むのである。

 

この遺伝子組み換え方法では、その細菌が遺伝子をどこに組み込むかはランダムであるため、意図しない遺伝子(例えば毒を作り出す遺伝子など)が作られてしまう可能性がある。

 

そのため、遺伝子組み換え食品などには根強い反感がある。

(自然界でも遺伝子の改変は普通に起こりうるので、遺伝子の改変が恐いといってしまったら、ほとんどの食べ物が食べれなくなる気がするだが、、)

 

そんな遺伝子組み換えは、古くなりつつある。

 

細菌を使用して、ランダムに遺伝子を組み込まなくても、狙ったところに遺伝子を組み込むことができるようになっている。

 

で、現在一般的な方法では、遺伝子を組み込みたい箇所を一度切り、そこに組み込みたい遺伝子を挿入するのである。

 

この方法では、意図しない遺伝子の改変は起こることはない。

なので、この方法で遺伝子を改変された生物は意図しない遺伝子が作られることがないため、遺伝子組み換え生物とはならないのである。

 

この方法でも、遺伝子を一度切らないといけない。つまり、遺伝子を挿入する際に一度遺伝子を傷付けないといけないので、遺伝子が少し改変されてしまう可能性が少なからずあるである。

遺伝子が少し改変されてしまう可能性があるために、人間とかに使うのは少し躊躇してしまう。

 

じゃあ、「遺伝子を切らなかったら良いじゃん」って思ってしまうのであるが、これが中々難しかったらしい。

どれぐらい難しかったかというと、その研究結果が「Science」という超一流雑誌に掲載されるぐらいである。

 

www.kobe-u.ac.jp

 

この研究は日本の研究グループが行ったのだが、結果が素晴らしく綺麗である。

生物に遺伝子を組み込む際に、予期しない遺伝子の改変がまったく生じていない。

 

 

この技術なら、人間にも躊躇なく応用できるだろう。

 

近い将来、人間の遺伝子を改変することも可能になるかもしれない。

例えば、

お酒を飲めない人の遺伝子を少し改変して、お酒を飲めるようにしてみたりとか。

お酒を普通に飲める人にもっとお酒が強くなる遺伝子を組み込んでみたりとか。

 

この技術が人間に使えるようになるのはまだまだ先だと思うが、この技術の可能性と人々の期待感は非常に高いので、今後の動きは要チェックである。

 

 

以上