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脱力で生きていくためのブログ

プログラマーの雑記になります。書評多し。技術少なし。

ターナー賞をとったASSEMBLEの人の話を聞いてきた。

DESIGNEAST 07で、Maria Lisogorskaya [ASSEMBLE]の講演があったので、話を聞いてきた。

 

アート好きや建築好きの方ならご存知だと思うが、ASSEMBLEは、イギリスのアート建築集団である。

 

彼らのホームサイトASSEMBLE | Assembleにも、ASSEMBLEについて以下のような紹介がされている。

Assemble are a collective based in London who work across the fields of art, architecture and design.

 

日本語にすると以下のような説明になる。

ASSEMBLEとはアート、建築、デザインを横断して活動するロンドンに根を下ろす集団である。

 

そんなASSEMBLEであるが、2015年にはイギリスのアート界でもっとも名誉ある賞、ターナー賞を受賞した。

 

ASSEMBLEの仕事の多くは、美術品を作り出すような仕事ではなく、地域に根付いた環境を変えていくことが仕事だったので、ターナー賞の受賞は画期的だったと言える。

 

そんなASSEMBLEからMaria Lisogorskayaという女性がDESIGNEAST 07に招待され、彼らの仕事について紹介されていた。

 

ASSEMBLEがターナー賞を受賞していたのは知っていたが、彼らについての情報があまりなかったので、Maria Lisogorskayaさんの話を聞いてASSEMBLEについて色々知ることができた。

 

ASSEMBLEは、現在15人からなる集団(元々は20人ぐらい居たらしい)であり、自然発生的にできたみたいである。

 

ASSEMBLEに所属する15人の経歴も色々みたいである。

Maria Lisogorskayaさんは建築家ではあるが、中には大学で建築やアートとはまったく関係ない経済学や政治学を学んだ人なんかもいるみたいである。

 

そんな色々なバックグラウンドを持った人が15人もいたなら、集団のヒエラルキーが存在するんじゃないかと思ったが、ASSEMBLEにはヒエラルキーが存在しないらしい。

 

 15人もいたなら、意見が合わなくこともあるが、基本的には話し合いでプロジェクトを進めていくみたいである。

 

肝心な彼らの仕事であるが、地域で使われなくなった建物や公園を利用して、新たな価値を生み出すことが主な仕事みたいである。

 

その際には、コミュニティ性やアート性を大事にして、古くなったものや使われなくなったものをリバイバルするみたいである。

 

また、彼らの活動の多くは公共機関から依頼されるみたいなので、自由に使えるお金があまりなく手作りのものを使って、仕事を行うのも特徴と言えるだろう。

 

 

講演のその場にいた藤村龍至さんも言っていたが、ASSEMBLEの仕事自体は目新しくなく、そのような活動は日本の若手建築家も行っている。

 

確かにASSEMBLEの仕事は目新しくなく、日本の若手も似たような活動を行っている。

 

というか、日本だけではなく世界中でそのような活動は行われている。

 

オランダ人の2組アーティストであるドレ・ユアハーンさんやジェルン・コールハースさんの活動やDESIGNEASTでも一度講演されていたKunlé Adeyemiさんも同様の仕事をしていると思う。

 

ASSEMBLEのような仕事が多くされている中で、ASSEMBLEが特に評価されているのは、アート性や建築性をコミュニティに利用しているだけではなく、経済や政治といった幅広い分野を横断しているからなのかなと思った。

 

これは異なったバックグラウンドを持った15人がヒエラルキーなく、活動を行えている証拠に思える。

 

とはいえ、ASSEMBLEだけでなく、アートや建築を利用してコミュニティの復興させていく流れは今後も続きそうである。

 

 

以上