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脱力で生きていくためのブログ

プログラマーの雑記になります。書評多し。技術少なし。

書評:ビッグデータと人工知能〜可能性と罠を見極める〜(西垣 通)

 

最近のIT界隈でよく耳にするワードである「ビッグデータと人工知能」がそのまま題名になっている本です。

 

ビッグデータと人工知能 - 可能性と罠を見極める (中公新書)

ビッグデータと人工知能 - 可能性と罠を見極める (中公新書)

 

 

 

この2つのワードはニュースを見ていても結構に目にすると思いますが、実際にどういった技術なのかを知っている人、そして、それを使いこなせる人は多くはないと思います。

 

この本「ビッグデータと人工知能」は、この2つのワードがどういった技術なのかを過去・現在・未来を踏まえて、説明してくれています。

 

もちろん、この「ビッグデータと人工知能」は技術書ではなく、一般書であるので、これを読んだだけでは、この2つの技術を使いこなせることは無いです。

しかし、この本を読むことによってビッグデータと人工知能がどういった技術であるかが理解でき、そして、この2つの技術に抱いている漠然とした不安も解消されると思います。

 

 

本の中身としては、まずこの2つの技術を説明し、今後この2つの技術がどのように人間社会に影響をもたらすかを予想されています。

その中で、よりページを取って語られているのが人工知能です。

 

おそらく、これは人工知能に対して世間の関心が強いことの証跡だと思います。同様に、人工知能という技術に対して漠然とした不安を抱いている人が多く存在していることを示していると思います。

 

 

シンギュラリティ(技術的特異点)が2045年にもやって来ると言われている中で、特に人工知能は我々の生活に大いなる変化をもたらしてくれると考えられています。

 

一方で、人口知能には、人の仕事を奪いさり、暴走するのではないかと不安がつきまとっています。

 

この不安を解消するためにも、私達自身の中でどういった技術なのかを理解し、危険性を考える必要があると思います。

そうしないと、シンギュラリティ(技術的特異点)に向けての世界の流れに遅れをとることになると思います。

 

筆者も

だからます、ビッグデータや人工知能が真に有用であるか、われわれ自身が自分の頭の中で確かめてみる必要がある。たとえ大まかにでも、それらの概要や動向を、文化的背景をふくめて理解しなくてはならない。そうして始めて、ビッグデータや人工知能がのどこに明るい可能性や危険な罠があるのか、だんだん構図が浮かび上がってくるだろう。

と語られています。

 

この本「ビッグデータと人工知能」は、その技術に対して理解を深め、不安を解消してくれる内容になっています。そして、読後、自身の中でもう一度その技術に対して深く考えさせてくれる1冊になっています。

 

以上