日本酒を飲みながら、自由を探すプログラマー

プログラマーの雑記になります。書評多し。技術少なし。

MicrosoftがVRのサード・パーティに選んだ企業に見る日本の技術神話の終わり。

 ニュースを見ていると、マイクロソフトのVRについての紹介記事を見つけました。

 

www.itmedia.co.jp

 

 

そのイベントで紹介された、MicrosoftがVRプラットフォームのサード・パーティとして選んだ企業の名前を見ていると、HP(ヒュープレッド・パッカー社)、DELL、ACER、ASUS、LENOBOという、そうそうたる会社が名を連ねています。

 

MicrosoftのWindowsと言えば、世界各国で最も普及しているコンピューターのOSになります。

 

独自開発のOSを持っているAppleやGoogleはいざしらず、コンピューターのハードの部分のみを作っている会社にとって、マイクロソフトのWindowsは欠かせないOSです。

 

また、VR(仮想現実)はIT業界では今や人工知能と並んでもっともホットなワードになっています。

 

日本の企業は独自のOSを持っていません。

それどころか、日本初の世界で通用するOSはありません。日本は昔TRONという先進的なOSを開発しましたが、お国の支援を受けられず、世界に進出することはできませんでした。

Windowsが世界を席巻した後、ChromeやmacOSがアメリカで開発されたことを踏まえると、未だに日本初のOSが出てこないことを国のせいにするのはいかほどかと思いますが、いろいろあって日本初のOSはほぼありません。

 

そんな中、世界でOSシェア率がもっとも高いMicorsoftと組んでVRのような新しい技術を開発することは不可欠だと思われます。

 

確かにSONYは独自のVR技術を開発することに成功しています。

しかし、SONYはコンピューターを作っていないですし、SONYのVR技術はゲーム独自のものになりつつあるのが実情ではないでしょうか。

 

VRは間違いなく、ゲーム以外でも使用されることになる技術だと思います。例えば、遠隔操作やリハビリ等においても、実用化されつつあります。

そうなった際に、Google、Apple、Windowsのようなプラットフォームを持っている企業と手を結ばないというのは、その技術のシェア率を上げられないということを意味し、どんなにすぐれた技術であったとしも、市場での負けに直結するでしょう。

 

そういうわけで、独自のOSを持たない日本企業にとって、Windowsと組むことは必要不可欠だと考えられます。(GoogleやAppleと組むという可能性も考えられますが。)

 

なぜ、MicrosoftにおけるVRプラットフォームのサード・パーティに日本企業の名前が無かったのかは分かりませんが、日本企業は今のところVRのような最新技術に対して積極的ではないようです。

 

今だにテレビ等を見ていると日本の技術神話が語られていますが、実際にはそんな神話はどこにもありません。

 

Microsoftのサード・パーティに日本企業が名前を連ねていないというのは、すでにVRでは日本企業は出遅れているといっても過言ではないと思います。

 

この現状を踏まえて、日本企業がVRのような技術に対してどのようなアプローチをしてくるのかを楽しみに待ちたいを思います。

 

以上