日本酒を飲みながら、自由を探すプログラマー

プログラマーの雑記になります。書評多し。技術少なし。

庭劇団ペニノ「地獄谷温泉 無明ノ宿」に行ってきた。

 

KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2016 AUTUMNで庭劇団ペニノ「地獄谷温泉 無明ノ宿」の公演がありあましたので、見に行ってきました。

 

正直、庭劇団ペニノという劇団は知りませんでしたが、京都国際舞台芸術祭のパンフレットを何気なく見ていると、その名前になんとなく惹かれたので、チケットを入手しました。

 

なんとなく惹かれただけでしたが、公演は非常に素晴らしいものでした。

 

簡単に庭劇団ペニノを以下に紹介します。

庭劇団ペニノは精神科医であるタニノクロウさんが主宰し、全ての公演の脚本・演出を担当されています。。タニノクロウさんは第60回岸田國士戯曲賞を本公演でもある「地獄谷温泉 無明ノ宿」を受賞されおり、日本を代表する脚本家です。庭劇団ペニノはヨーロッパ圏でも公演を行い、高い評価を得られているみたいです。

 

「地獄谷温泉 無明ノ宿」の細かい内容はネタバレにもなりますので、止めておきますが、劇の内容は重い内容かと思いきや、笑いありの内容で非常に気楽に見ることが出来ます。

 

気楽に見ることができる反面、劇が終わった後の焦燥感は筆舌に尽くし難いものがあります。今まで味わったことの無い価値観を浴びたこと、そして、劇の途中で笑っていたことでさえも何か一種の自己嫌悪みたいなものを感じます。

 

公演終了後に、その劇の感想を矢継ぎ早に言い合っている観客というものを多く見てきました。

しかし、この公演終了後にはそういった観客がいる光景をあまり見ることができませんでした。それは、この「地獄谷温泉 無明ノ宿」を見た他の観客が、私と同じように何か自らの内面をエグルような何かを感じたためではないでしょうか。

 

そして、この内面をエグルような感じは、最後の方にナレーションででてきた下の言葉に集約されている気がします。

人々は惨めさを求めている。

圧倒的な惨めさを。 

 

このセリフには非常に感じさせられるものがありました。

 

ピアニストのアファナシエフは芸樹は難しく、勉強が必要なものであると語っておらます。関西で有名であった劇団維新派は、劇そのものがある意味で難解で芸術そのものでした。しかし、庭劇団ペニノの演劇は多くの人が見やすいものである反面、哲学的であります。その演劇のバックグラウンドには、深い闇のような難解さを感じました。

 

 

ぜひ、庭劇団ペニノはこの時代だからこそ多くの人に見てもらいたい劇団です。

 

 

また、劇団ペニノの京都公演の後にはぜひこちらのお店にも足を進めてみてください。

 


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https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260301/26027295/

 

また、一つ違った価値観に出会えます。

 

 

 以上

 

地獄谷温泉 無明ノ宿

地獄谷温泉 無明ノ宿