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書評:映画が私を変えた:『追悼のざわめき』&小人症の妹(河添 まみこ)

「映画が私を変えた」は、河添まみこさんが書いた自叙伝です。

 

河添まみこさんは、カルト映画である「追悼のざわめき 」に出演されていた夏子役の女優さんになります。

私自身、「追悼のざわめき」という映画は見たことはないのですが、エロ・グロ・バイオレンスの三拍子そろった映像になっているみたいです。

(「追悼のざわめき」のリマスター版でDVD化されていたのですが、その販売元の会社が潰れてしまったので、DVDを購入して見ることは難しいみたいです。)

 

そんなカルト映画である「追悼のざわめき」に出られていた河添まみこさんは幼い頃から小人症を患われているのですが、この本を読む限り、なかなか数奇な人生を歩んでこられています。

「追悼のざわめき」に出演した時も、特段女優さんを目指しておられたわけではないみたいです。人との偶然の出会いが、「追悼のざわめき」というカルト映画に出演するきっかけだったみたいです。

 

多くの自叙伝の場合、人生を美化して書かれていることが多いのですが、この本にはそういうところが一切ありません。暴露本とまでは言わないまでも、非常に毒が強い内容になっています。特に自身の親や「追悼のざわめき」の監督である松井良彦氏に対しては、非常に強い毒を吐かれています。「追悼のざわめき」の撮影後20数年経った後にこの本を書かれていると思うのですが、それでも怒りが治まっていないみたいです。

まぁ、この本を読んだら、怒りが治まらない理由もどことなく分かるのですが、、

 

「映画が私を変えた」は自叙伝なので、映画以外のことも書かれていますが、「追悼のざわめき」撮影時のことが中心になっています。撮影時の内容は、今行えば確実に逮捕されるだろうと思わせる内容なのですが、その出演者とスタッフの映画を作りたいという強い思いと彼らのバイタリティーを感じさせてくれます。

 

カルト映画でもある「追悼のざわめき」を見られた人には、ぜひこの本を読んでもらいたい内容になっています。映画撮影時のムチャクチャな実話がこの本には載っています。

 

そんな河添まみこさんなのですが、現在は夫婦で京都で居酒屋を経営されています。おもしろい話を聞けますので、興味がある方はぜひ行って見てください。

料理も美味しいです。

 

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ままごとやちろ(地図/祇園/居酒屋) - ぐるなび

 

 

 

映画が私を変えた: 『追悼のざわめき』&小人症の妹

映画が私を変えた: 『追悼のざわめき』&小人症の妹

 

 

以上