日本酒を飲みながら、自由を探すプログラマー

プログラマーの雑記になります。書評多し。技術少なし。

書評:在庫マネジメントの基本(石川 和幸)

在庫のことを少し学ぶ必要があったので、この本を手に取りました。

 

「在庫マネジメントの基本」は題名の通り、在庫管理をどのようにするかが書かれた本になっています。内容としては、在庫における基本的な知識から在庫管理の手法までか書かれており、在庫についての知識がない人でも読みやすい1冊になっています。

また、在庫についての知識をある程度持っている人でも、在庫管理の手法や考え方を学ぶ上で非常にためになることが書かれています。

一方で、在庫を複雑な数式を用いて管理したい人には向いていないかもしれないです。

複雑な統計を用いた手法の解説等は載っていないので、そういったことを期待されている方は、他の本に当たることをオススメします。(筆者も「在庫マネジメントの基本」の中で言っていますが、複雑な統計を用いたとしても、現実世界が複雑系で完璧な予測は無理なので、それで正しい在庫管理ができるとは限らないです。)

 

 

もちろん、移動平均法や指数平滑法といった統計予測法などの簡単な数式程度なら、出てきますが、本をじっくり読めば内容は理解できます。

(指数平滑法の数式が間違っているので、そこはご注意ください。)

 

在庫管理をしっかり行っている会社はどれだけあるのだろうかという疑問が湧いてきます。1品物を売っているお店などは必要ないかもしませんが、多くの物流に関わる会社には必要です。

在庫を必要な分だけ確保することは、会社のリスク軽減や在庫に投入する資源を減らすことに繋がります。余った資源は他のものに投資できるかもしれません。成長する会社にとっては在庫管理は必要不可欠なものです。

ときどき、不正な会計処理をするために、在庫を増やしたり、減らしたりするという噂は聞いたことがありますが、不正会計をしないといけないぐらいなら、合法的に在庫管理をしたほうがローリスク・ハイリターンです。

在庫管理をしたいけど、どのように始めて良いか分からない方には「在庫マネジメントの基本」は非常に良い1冊だと思います。

ただ、在庫管理だけをしていても会計の知識が無かったら、意味が無いです。もし会計の知識が皆無だという方がおられたら、先に会計のことを学んだほうが良いかもしれないです。

 

この1冊ですべてわかる 在庫マネジメントの基本

この1冊ですべてわかる 在庫マネジメントの基本

 

 

以上