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書評:いくらやっても決算書が読めない人のための 早い話、会計なんてこれだけですよ!(岩谷 誠治)

 「いくらやっても決算書が読めない人のための 早い話、会計なんてこれだけですよ!」

題名を見ただけでどういった人をターゲットにしているかが分かります。

会計のことを勉強したけど、決算書を実際に見ても読めないという人をターゲットにしています。

そういった方だけではなく、簿記試験のために会計の知識を暗記だけしてしまってた方なんかにもオススメです。

どういった考え方で、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフローが作られているかがこの本を読むことで理解することができます。

 

この本は、まず何のために決算書を作る意味があるかの解説から始まります。

簿記を学んだだけの人だとそこの意味が抜け落ちている人が多いです。

暗記しただけなので、その知識は試験勉強が終わるとどこかへ消えてしまいます。

そういう私もそんな経験があります。

貸方と借方に何を記載していいのかなんて、試験後一週間で忘れてしまいました。

 

そういった人でも、この本を読むと暗記だけの知識ではない会計の考え方を教えてくれます。

考え方を理解すると忘れにくくなります。

数学が得意な人が平方完成を暗記していないのと同じです。

どういった経緯でできたかを理解していると、いつでも自分の頭の中から取り出せて、応用できるのです。

この本は会計の知識がただの暗記だけにならないようにしてくれます。

 

「いくらやっても決算書が読めない人のための 早い話、会計なんてこれだけですよ!」は大きく2つの軸を中心に書かれています。

それは、「時間」と「人」になります。

この本を読むと、決算書を見るときは自然と「時間」と「人」を考えるようになります。

暗記ではないので、簡単です。

「時間」と「人」の考え方は、幼稚園児でも身につけているものなので、大の大人だったら、腑に落ちること間違いないなしです。

この本を簿記の前に読んでおいたら、どんなに良かったか。

 

また、この本には、簿記に出てこないキャッシュフローも出てきますが、どういった経緯でキャッシュフローが登場したのかも解説されています。

他の本では、キャッシュフローは資金繰りを調べるために必要であるといった解説がされていますが、この本では発生主義と現金主義を踏まえて解説されているので、非常に分かりやすいです。

 

「いくらやっても決算書が読めない人のための 早い話、会計なんてこれだけですよ!」は会計を学び始める人、簿記の勉強を始める人にぜひオススメしたい1冊になっています。

 

 

 

 

 

いくらやっても決算書が読めない人のための 早い話、会計なんてこれだけですよ!

いくらやっても決算書が読めない人のための 早い話、会計なんてこれだけですよ!

 

 

以上