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脱力で生きていくためのブログ

プログラマーの雑記になります。書評多し。技術少なし。

維新派を見逃した人はVOGAを見に行くべき。

Art

 

松本雄吉さんが亡くなられ、維新派が解散してしまいました。

維新派の最終公演になった『アマハラ』は素晴らしく、まさに有終の美という名にふさわしいものでした。

 

一方で、維新派の最終公演を見られなかったという人も多いのではないでしょうか?

チケットは完売。

特に土日のチケットは即売といっても過言ではないぐらいのスピードで売り切れていました。

当日券を狙いにいったという方の中にも維新派を見られなかった人もおられると思います。

 

しかし、維新派が終わるのを悔やんでもしょうがないです。

関西で維新派のような劇団が新たに出てくるのを祈りましょう。

関西には維新派以外にも素晴らしい劇を見せてくれる劇団がまだまだあります。

維新派が根付かせた関西の劇団文化を絶やすことのないように、関西の他の劇団を見に行ってはどうでしょうか?

 

 

ここで、私が紹介したいのはVOGAという劇団です。

VOGA|VOGA web site


VOGA1997−2014PV

 

 

 

VOGAは関西を中心とする劇団です。

草壁カゲロヲ・近藤和見という2人によって結成されました。

VOGA結成時、2人は維新派に所属されていたみたいです。

松本雄吉さんの指導を受けられた2人が結成されたということで、維新派のような劇を想像されるかもしれませんが、個人的には似て非なるものだと思います。

確かに、VOGAのコンセプトになっている「日常から地続きの非日常へ迎え入れる」は維新派を想起させます。

維新派を連想させるコンテンポラリーダンスのようなもの。

野外公演の大きさ。

挙げれば、挙げるほど維新派を連想させます。

 

しかし、やはりVOGAは維新派とは似て非なるものです。

VOGAの劇は異質な空間で行われます。

それも、野外・屋内問わず。

そして、時代性も超えて、どこか別の場所へといざなってくれます。

 

維新派は劇を行っている場所の地域性を大事にします。

土地にあった劇をするということです。

VOGAは劇を行う空間自体を別の空間に変えてしまうような感覚です。

抽象的な表現ですが、 2つの劇団のイメージは芯の部分で異なっています。

 

一方で、どちらの劇団も観客に旅をさせてくれるという意味では、共通しています。

そういう意味では維新とは似た空気をVOGAは持っています。

維新派亡き今、維新派から派生して新たな進化を続けるVOGAの劇を見に行ってはどうでしょうか?