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脱力で生きていくためのブログ

プログラマーの雑記になります。書評多し。技術少なし。

グーグルが教えてくれる「良い上司の8つの特色」

マネージメントの本は本屋に行くと、ところ狭しと並べてあります。

世の中が良いマネージメントを求めていることの証拠だと思います。

おもしろいことに本が変われば、まったく異なるマネージメント論が載っていたりします。

マネージメント論にはそんな矛盾が数多く存在します。

 

しかし、より良いマネージメントは大きい企業であれ、小さい企業であれ、絶対に必要です。

じゃあ、どういう人間が良いマネージャーなのか調べてみようと立ち上がったのが、Googleです。

「Project Oxygen」というプロジェクトを立ち上げ、マネージャーについてデータ解析を徹底的に行いました。

マネージメント論の本が出ているのに、Googleがデータ解析を行うまで統計的に調べたものがほとんどないというのは、ビックリです。

自称マネージメント論の達人の自信が怖いです。

 

「Project Oxyge」の調査は、大量のデータにより、良い上司の8つの特色とチームの3つの落とし穴を導き出しました。

以下では、良い上司の8つの特色を紹介していきます。

 

良い上司の8つの特色

8つの特色があるのですが、上にある方が優先順位が高いです。

 

1. 良いコーチであれ。

1. Be a good coach

* Provide specific, constructive feedback, balancing negative and positive

* Have regular one-on-ones, presenting solutions to problems tailored to the employee's strengths

1つ目は「良いコーチであれ。」です。

※ ポジティブなものとネガティブなもののバランスを取りながら、建設的なフィードバックを行える。

※ 1対1で定期的に、従業員の強みを活かした問題解決策を提示する。

 

ポジティブなものとネガティブなもののバランスこそ知りたいですが、もっとも大事なのは良いコーチングができるというものだったみたいです。

 

 

2, チームに元気を与え、小さいことは気にするな。

2. Empower your team and don't micro-manage

* Balance giving freedom to your employees while still being available for advice

* Make "stretch" assignments to help them tackle big problems

2つ目は、「チームに元気を与え、小さいことは気にするな。」になります。

※ 自分の意見と部下の自由のバランスを取る。

※ 大きな問題にぶつかった時に役立つ身の丈以上の権利を与えろ。 

 

小さいマネージメントはせずに、より大きなマネージメントをしろってことです。

部下の仕事は今までやってきたことだから、どうしても小さい問題を探しがちになりますよね。

そんなことはせずに、ある程度、部下の裁量に任せなさいということです。

 

 

3. 部下の幸福と成功への興味を示せ。

3. Express interest in employees' success and well-being

* Get to know your employees as people, with lives outside of work

* Make new folks feel welcome, help ease the transition

 

3つ目は、「部下の幸福と成功への興味を示せ。」です。

※ 部下の仕事以外の人となりを知る。

※ 新しい部下をスムーズに歓迎する。 

 

部下のことを知って、自分の配下で幸せになるように手助けしろってことです。

実際に、部下が仕事以外に優先度の高いことがあるかもしれません。

趣味や家庭などなど。

そんな人に仕事を強制することは、何の意味もないです。

それを知った上で、チームをマネージメントする必要があります。

 

 

4. 生産的にゴールへ向かえ。

4. Be productive and results-oriented

* Focus on what you want the team to achieve and how employees can help achieve it

* Help the team prioritize work, and make decisions to remove roadblocks

4つ目は、「生産的にゴールを向かえ。」です。

※ ゴールへ向かうためにチームや部下を活かす方法を考える。

※ 優先順位をつけて、無意味な作業を取り除く。

 

マネージメントとというか、仕事をする上で大切です。

特に、無意味な作業を取り除きたいという人も多いのではないでしょうか?

自分が上司になったら、無意味な作業はばっさり切りましょう。

 

5. 人の話を聞け。そして、理解者になれ。

5. Be a good communicator and listen to your team

* Communication is two-way: Both listen and share

* Hold all-hands meetings and be specific about the team's goals

* Encourage open dialogue and listen to the questions and concerns of your employees

5つ目は、「人の話を聞け。そして、理解者になれ。」です。

※ コミュケーションの手段は2つ「聞くこと」と「共有すること」

※ 全員参加型のミーティングを開催し、チームのゴールを具体的に示すべきである。 

※ オープンな対話で、従業員の質問と懸念を聞く。

 

こうなってくると、人として大切なことです。

コミュケーションの手段は、聞くことと共有することなんですね。

話すことは大事ではないです。(共有するときには使うかもしれませんが。)

一部で奨励されている自己主張はコミュケーションではないと考えるべきです。

 

コミュケーション研修を昔の会社で受けたが、人なんて分かち合えないから知識や情報を共有する掲示板を作るべきといったら、それはコミュケーションじゃないと言われたことがありました。

グーグルの定義からすると、れっきとしたコミュケーションみたいです。

 

 

6. 部下のキャリアを助けろ。

6. Help your employees with career development

6つ目は、「部下のキャリア」を助けろ。

 

なぜか注釈がありません。

まず部下がどうなりたいかを知らないと、対処できないから?

部下によって違うのかもしれません。

 

 

7.チームの明白なビジョンと戦術を持て。

7. Have a clear vision and strategy for the team

* Even amid turmoil, keep the team focused on goals and strategy

* Involve the team in setting and evolving the team's vision, goals, and progress

7つ目は、「チームの明白なビジョンと戦術を持て。」になります。

※  混乱の中でも、チームはゴールと戦略に集中し続ける。

※ ビジョン、目標、進捗の設定や再評価はチームで行う。

 

ゴールへ向かい続けろということです。

違う方向に向かったら、ゴールにはたどり着かないですし。

自分一人でゴールを設定したら、チームメンバーの向かう方向がバラバラになります。

だから、目標はチームで決めろということです。

 

 

8. 技術力を持って、チームにアドアバイスしろ。

8. Have key technical skills, so you can help advise the team

* Roll up sleeves and work side-by-side with team, when needed

* Understand the specific challenges of the work

 最後は、「技術力を持って、チームにアドバイスしろ。」です。

※ 必要なときには、チームと一緒になって気合をいれて仕事をする。

※ チャレンジな仕事を理解する。

 

グーグルは「Project Oxygen」の調査が終わる前には、これが一番大切だと思ってたみたいです。

確かに上司に技術的なことを知ってて欲しいけど、厳しすぎる上司だったら話すのも億劫なので、聞きに行かないです。

他の人に聞きに行きます。

そんな技術力は、無意味ってことでしょう。

技術力に関して言えば、知っていれば、なお良い上司になれるというものでしょう。

 

 

まとめ

良い上司がいると、チームの仕事が良いものになります。

だからこそ、ゴーグルは大金をはたいて、調査をしたのです。

悪い上司がいたら、部下は辞めていきます。

特に、他の働き口がすぐに見つかる部下は辞めます。

それこそが会社にとって最悪のことです。

その上司に辞めてもらったほうが、いくら得策なのですが、日本ではそういったことはあまりないみたいです。

特に部下が精神的に参ったり、パワハラが横行したら、その上司を懲戒免職するべきです。

れっきとした懲戒処分の理由になります。

 

今働き方が問題になっています。

しかし、日本の企業は、従業員の意見に耳をかさず、その場限りの対策に乗り出しているような気がします。

日本の企業にもこのような調査をしてもらってから、対策に乗り出してもらいたいものです。

 

 

参考にしたサイト

Google's Project Oxygen Pumps Fresh Air Into Management - Pg.3 - TheStreet

8 Habits Of Highly Effective Google Managers - Business Insider

Google’s 8-Point Plan to Help Managers Improve - The New York Times

Google's Rules - NYTimes.com

 

以上