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脱力で生きていくためのブログ

プログラマーの雑記になります。書評多し。技術少なし。

書評:考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子(長沼毅)

「考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子」は、生物学者 長沼毅さんによる1冊です。

長沼毅さんは、極地や辺境で生きている生物の研究されています。

実際に生物が生きている極地や辺境に行き、研究されていることから、「科学界のインディ・ジョーンズ」と呼ばれています。

 

「考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子」は、そんな長沼毅さんが生きづらい時代を生きる人に送る現代の処方箋になります。

この本の内容をしっかり分かる文章が以下の内容になります。

 

 他の動物はそんなことはありません。眠くなったら寝ます。疲れたら休みます。腹が減れば食べます。体の欲求に忠実に生きているのです。人間と他の動物との違いは、「脳」にあります。人間は、先天的に体の欲求に背いてしまう脳のトラブルを抱えているのです。

 無理をする。疲れる。見栄を張る。ストレスが溜まる。我慢する……。

 こんな困り事が生まれるのは、あまりに高度に発達した脳があるからです。

 だから「脳に振り回されずに生きる方法」を生物学的な視点から考える。それが本書のねらいです。" 

 

著者である長沼さんは生物学者であるため、この本に書いてある内容は生物学的に見た人間の特殊すぎる生態です。

そして、その生態は遺伝子によってある程度定まっています。

酒が飲めるとか、病気になりにくいとか、はたまた言語能力が優れているとかなどです。

ある点で人より優れているところがある一方で、人より劣っているものがあることも事実です。

人には苦手なところがあるものなのです。

そして、多くの人はその苦手のものに焦点を当ててしまうものです。

個人的には自信を持っている人の多くは、そういった苦手なものに目をつぶることがうまいです。

そして、その苦手なものに目をつぶれない人ほど落ち込みやすく、現代で生きづらくなっているのではないでしょうか?

 

「考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子」で書いてある内容は、苦手に目をつぶろうというものではなく、苦手と得意を知ろうというものです。

知ってしまえば、その環境(ランドスケープ)に合わせて自分と他人に影響を与えることができるようになります。

遺伝子に反して、考えすぎてしまう脳を自分自身で制御していくことが大切です。

 

そういった現代に生きづらさを感じている人は、生物的に見た人間をあらためて見直し、もっと楽しい人生を送ることを目指すべきでしょう。

そのような生活を送りたい人は、ぜひ「考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子」を読んでヒトを見直しみてはいかがでしょうか?

 

考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子

考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子

  • 作者: 長沼毅
  • 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
  • 発売日: 2015/04/23
  • メディア: Kindle版
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以上