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脱力で生きていくためのブログ

プログラマーの雑記になります。書評多し。技術少なし。

書評: 言ってはいけない 残酷すぎる真実(橘玲)

中央公論新社主催の「新書大賞2017」の大賞に選ばれた1冊です。

その年の新書No1ということもあり、内容は面白いです。

 

若干残念なのが、ストーリテーラーになっているのじゃないだろうか?と思わせる箇所が何箇所かあったところです。

「言ってはいけない 残酷すぎる真実」に載っている証拠の多くは、結論ありきに見えてしまいます。

もしかすると、客観的に真実を判断したい人には腑に落ちない箇所があるかもしれません。

引用されている研究も少しばかり古く、現在の研究ではどうなんだろう?と考えされるところもありました。

 

それでも、世の中の人が議論したがらない事実に踏み込んでいる点で、「言ってはいけない 残酷すぎる真実」を非常に面白く読むことができました。

 

この本で描かれている残酷すぎる真実は、主に以下の3つです。

Ⅰ 努力は遺伝に勝てないのか

Ⅱ あまりに残酷な「美貌格差」

Ⅲ 子育てや教育は子どもの成長に関係ない 

 

ここで取り上げられている残酷な事実は、わざわざ活字にしなくても何となく感じている人も多いのではないでしょうか?

 

例えば、以下のようなものが挙げられます。

・サッカー選手になりたくても、努力してもなれない。

・女優になり、大金を稼ぐのは美人である。

・塾通いをして、お金をかけて、育てた子供がグレる。 

 

 わざわざ統計を取ることなく、これらは事実として認識されているでしょう。

しかし、これらが事実だとしても人は、自分の意思で生活を選べるように なるべきでしょう。

この本に書いてあるものとして、知能は遺伝による影響が大きいというものがあります。

知能が人よりも劣るというのは、稼ぎが他の人より少なくなるということに繋がります。

つまり、貧困と格差が広がるということです。

 

人と人は異なるのです。

そういった教育をしながら、知能レベルになると全員同じであるといった狂った平等主義に陥るのはなぜでしょうか?

そういった不平等に群がる何かが存在する気がしてならないです。

 

こういった不都合を直視して、つまり、「言ってはいけない 残酷すぎる真実」に上がっている事実を踏まえながら、我々の生活を構築する必要があるでしょう。

 

 

言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)

言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)

 

 

以上