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プログラマーの雑記になります。書評多し。技術少なし。

書評:伝説の7大投資家 リバモア・ソロス・ロジャーズ・フィッシャー・リンチ・バフェット・グレアム (桑原晃弥)

投資家といえば、金の亡者を思い浮かべる人も多いだろう。

しかし、実際にはそうではない。

金の亡者は、お金を稼ぐことはできないのである。

 

金の亡者は、どうしても目先のあぶく銭を稼ぎがちになる。

目先の金稼ぎのあとには、大金を稼ぐことになるかもしれないのにもかかわらず、 それを逃しがちである。

 

なぜ目先の金稼ぎをしてしまうのだろうか?

それは、人間の感情のコントロールに起因している。

人は、成功の体験を欲しがり、失敗の体験を嫌がる。

まぁ、普通はそうである。

 

投資の場合、失敗したとしても、そこから取り戻せると勘違いする。

これは、損切りできない人の典型である。

少しでも成功した場合には、反対にその成功をすぐに確定しようとする。

言うなれば、利確である。

このちょっとした成功体験を元に人は成功しがちである。

結果、損切りできなくなるのである。

 

「伝説の7大投資家 リバモア・ソロス・ロジャーズ・フィッシャー・リンチ・バフェット・グレアム」に登場する人間は、そういった感情のコントロールに秀でている投資家たちである。

この本に出てくる7大投資家は、以下の方々である。

 

「ウォール街のグレートベア」ジェシー・リバモア

「イングランド銀行を潰した男」ジョージ・ソロス

 「百聞は一見に如かず」ジム・ロジャース

「成長株集中投資の大家」フィリップ・フィッシャー

「伝説のファンドマネジャー」ピーター・リンチ

「オマハの賢人」ウォーレン・バフェット 

「バフェットの師」ベンジャミン・グレアム

 

そうそうたるメンバーである。

(でも、メンバーのうち、何人かは破産経験があります。)

 

彼らに共通するのは、失敗を恐れず、自信を持って投資していることです。

失敗を許容する環境もあるのかもしれません。

 

自分に自信があると、損切りができないのでは?と思う人もいるかもしれませんが、彼らは損切りのタイミングも含めて、自信を持って行動しています。

自信は、彼らの経験、努力から湧いてきているものです。

結局、経験と努力って必要だよねという話になります。

まぁ、これからの時代はAIに頑張ってもらいましょう。

 

この本を読み終わると、で日本人は?という疑問が生じます。

正直言って、日本の優れた投資家は?と聞かれれば答えることはできません。

強いて言えば、孫正義さんでしょうか?

 

日本に優れた投資家がいないことは、失敗を恐れる環境のせいかもしれませんし、根拠の無い自信家が多いからかもしれません。

それはわからないです。

 

「伝説の7大投資家 リバモア・ソロス・ロジャーズ・フィッシャー・リンチ・バフェット・グレアム」のような本を読み、世界に名を轟かせるような日本人投資家が出てきてほしいものです。

 

 

以上