日本酒を飲みながら、自由を探すプログラマー

プログラマーの雑記になります。書評多し。技術少なし。

書評: ヒキコモリ漂流記(山田ルイ53世)

この前、ワイドナショーを見ていると山田ルイ53世さんが出演されていて、コメントがなかなか秀逸だった。

例えば、下の感じである。

 

 (地方のスーパーでの仕事の後にツイッターでエゴサーチをしたとき、地元の高校生が「髭男爵が近所のスーパーマーケットに来る。こんなど田舎まで来るなんてもう終わってる」とつぶやいているのを見つけてしまったことに対して)

「お前を育んでくれた地元を犠牲にしてまでね、髭男爵ディスるかと。おかしないすっか、こういう感覚。おもろないとか消えたとか。これだけは言いたい。その厳しい目、自分自身の人生に向ける勇気ある? あるんやったらいいんですけど。」 (2017年6月18日放送ワイドナショーより)

 

まぁ、間違いない。

この高校生は、ちょっと芸人をイジってやろうと思ってつぶやいたのかもしれないが、残念ながらこれは人を傷つけるだけのつぶやきになってしまっているので。

 

この高校生をバッサリ切れる山田ルイ53世さんが、どんなバックグラウンドで育ったのかちょっと気になり、「ヒキコモリ漂流記」を読んでみました。

1〜2時間で読み終わるのですが、文章がおもしろく、時間を感じることなく読み終わることができます。

 

私は知らなかったのですが、壮絶な人生を歩まれています。

とはいっても、麒麟の田村さんの「ホームレス中学生」のほうがインパクトは強いかもしれませんが。

 

それでも、山田ルイ53世の人生も他に類を見ないものです。

簡単に図示すると、以下のようなものです。

 

神童と呼ばれた小学生→

中学生からヒキコモリ→

大学中退→

夜逃げして芸人

 

そして、節々にそのとき思っていた本音が出てきています。

小学生時代には、ヒエラルキーみたいなものを意識していたとか。

 

当時そういうことを考えていたとしても、実際には中々振り返ることはできないものです。

自分のことを思っても、やはりヒエラルキーみたいな考え方を意識・無意識問わずしていました。

今は改心しましたが。。

 

どうしても、自分の過去の嫌なことに蓋をしがちです。

真摯に過去を振り返ることはなかなか難しいものです。

山田ルイ53世さんの場合、昔の振り返りを真摯にされたからこそ、あのワイドナショーでのキレキレのコメントがあったのかもしれません。

 

今後の山田ルイ53世さんのコメンテーターとしての活躍と、髭男爵としての活躍を祈って終わりにします。

 

ヒキコモリ漂流記

ヒキコモリ漂流記

 

 

以上